霊能力者と信者を殺人と放火などで起訴、大阪地検(産経新聞)

 訪問介護を受けていた女性=当時(92)=が薬物を投与され殺害された事件で、大阪地検は17日、殺人と現住建造物等放火などの罪で、自称霊能力者で指示役の寺谷均美(53)と元介護士で実行役の田向啓子(53)の両容疑者を起訴した。

 起訴状によると、田向被告は寺谷被告の指示を受け、平成19年4月3日夜、大阪市西成区の女性宅で、女性に多量の精神安定剤を投与し衰弱させ、5月2〜18日に睡眠導入剤を投与したり、インスリンを注射したりして、27日に肺炎で死亡させた。

 また、20年5月25日には同住宅に侵入し、現金4万2千円のほか、記念メダルなど約45点を盗んだ上、布団にライターで放火し、半焼させたとしている。

【関連記事】
殺人容疑の信者供述「インスリン、霊能力者が家族から」 霊能力者事件
自称霊能力者と信者の女を殺人と殺人未遂容疑で再逮捕 大阪府警
有名「霊能力者」らを提訴 「悪質な霊感商法」と原告
「教祖」の女、信者に窃盗させ再逮捕
【衝撃事件の核心】放火を“予言”してお布施要求 信者をあやつった女霊能力者

「いわき絵のぼり」製作がピーク=福島県いわき市〔地域〕(時事通信)
引退「キハ52」お礼の臨時運行…JR大糸線(読売新聞)
<訃報>吉田成堂さん79歳=書家、毎日書道会理事(毎日新聞)
<保険金殺人>上申の元組長 東京高裁も懲役20年の判決(毎日新聞)
大阪・松原市、し尿も“ヤミ処分” 年間80トン「処理業者見つからず」(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。